とりあたまの日々

アニメ、マンガ、その他趣味について書きます。

ライブに参戦して、そして

先月、「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2023 *with me?*」に参戦した。1度は行ってみたいと思っていた田村ゆかりさんのライブに初めて参戦した。私自身、声優のイベントに参加するのは数年ぶり。ましてやアーティスト系ライブに行くのは初めて、とてつもない気持ちで臨んだ。

自分が行ったのは札幌公演だったが、とにかく凄かった。開場すると周りは噂に知っていた法被隊と、男女問わず様々な客層。それぐらいの魅力があるという事なのか。開演前に流れていたBGMで自然と巻き起こる手拍子。そして、待ちに待った定刻通りの開演、大歓声とピンクペンライトの中でステージへと現れる田村ゆかりさん。作品での声や映像では認識していたが、自分の中でとてつもない感情と共に「ゆかりんは存在していたんだ。」と確信した。

今回のライブツアーは最新アルバムの曲中心で、最近の曲はあまり分からなかったが、それでも事前にYouTubeでの公式MVや直近でのセットリストを確認して予習したのが功を奏した。ゆかりんの歌唱はとてつもなく良かったが、36連とか、ラップとか、代名詞「世界一かわいいよ」とか王国民のコールも凄かった。会場全体の一体感というものを感じた。あと、曲間でのMCも良かった。ラジオ番組等ではよく聴いていたあのトークスキル、生で聴くとまた違った。あっという間の3時間で、最後までステージの端から端までお手振りする姿はとても尊いものだった。

昨今の現代声優における多様化や、それは声優の部類なのかと疑問に思える人もいる中で、田村ゆかりさんの存在は全くもって違っていた。自分が初めてラジオで聴いたゆかりんの声は、10数年経っても変わらないし、寧ろ進化し続けていると思う。演技においても歌唱にしても。完璧で究極のアイドル(声優)とも準えて言えるかもしれないがそれもまた違う。唯一の存在で有り、今推せる声優、その姿は正に偉人であると感じた。

初めてのライブ参戦だったが、最高の時間だった。1週間、1ヵ月近く経ってもあの感動が蘇ってくるし、その他公演の感想とか読むぐらいまだ余韻に浸っている。次も日程やらが合えば行きたいと思えるライブだった。ありがとうございました。明日からも頑張って生きていこうと気力が湧きました。